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Re*ether ~リエーテ~

横浜の緑あふれる街にある、ちいさなアロマセラピー&カウンセリングサロンのセラピストのブログです。

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たそがれどき

夕日

夕暮れの空を見上げると、センチメンタルな気分になる。
昔からそうだったらしく、母は夕方になると必ず私が泣くから
夕飯をつくることができなかったと話していた。

感傷的な・・・というけれど、言葉にするのは難しい。
寂しいような、哀しいような、切ないような。
でも、そんな感覚に浸って酔っている自分もどこかにいて。

ぼんやりと河原に座りながら、そんなことを思っていると
ふいに背後に誰かが立った。
長い影が、草むらにのびる。

どうしてだろうね? なんとなしに影に問いかける。
私たちの祖先は、夜になると獣に襲われることを警戒した。
そのときの不安が、本能としてこうやって残っているんだ、という説があるけれど。

影は、言葉少なに答えた。

そうかもね。
人間は、変化を恐れる生き物だ。
一瞬たりとも、変わらないものがないなかで生きているにも関わらず。

夕暮れは、空の色がつぎつぎに変わってゆく、
一日のうちで「変化」を体感しやすいときだ。
だから、そんなふうに、日常から切り離されたように感じるのかもね。

でも、と付け加える。
これは不安感とはちょっと違うような気がする。
これから誰かと会わなきゃいけない、なんてときには厄介だけど、
むしろ、ああ、こういう風に感じられてよかった、とも思うんだ。

影はふふ、と笑った。

昔から「黄昏時」というでしょう?
あれは、だんだん暗くなってすれ違う人の顔も見えづらくなるから
「誰そ彼」、あなたは誰ですか?と問うことから言われるようになったって。

でも、もっと深い意味があると思うんだ。

きっと、あの空の彼方には、もう去っていってしまったひとたちがいて
きみはそれが誰だったかを覚えていない。
でも、「誰か」がいたことは、きみの細胞が覚えているから
だからこの時間に、再び逢えたことに懐かしさを感じているんだよ。

影の言葉は、すとん、と胸に落ちてきた。
いったい「誰が」こんなことを言っているんだろう?と振り返る。
でも、そこには誰もいなかった・・・。


***


こないだ、瞑想中に出てきた久しぶり(ドラゴンコースター以来)の謎のビジョン。
影の言っていることは、そのまんま、瞑想中に出てきたものです。
あの影は、何だったんでしょう?
忘れてしまった誰かのひとりなのか、自分自身の分身なのか・・・。

ぼんやりと空を見上げながらそう思う、秋の夕暮れです。


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プロフィール

Yuki

Author:Yuki
***

カウンセリングルーム『心のるねさんす』のカウンセラーとして、
またアロマリラクセーションサロン『Re*ether』のセラピストとして、日々、精進を重ねています。
アロマや癒しのこと、そのほか日々感じたことなど、いろいろ綴っていきたいと思います。
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